こころの座標ー第1部 【長編連載小説】 『こころの座標』 (20) 第7章 縁起の迷宮—④
曼荼羅の奥へと足を踏み入れた瞬間、デカルトの視界は不思議な揺らぎに包まれた。 壁に掛けられたはずの平面図は、もはや「絵」としての輪郭を失い、奥行きをもった回廊へと変容していく。 朱と群青が絡み合い、金と緑が波打ちながら道を形づくる。 迷宮は静かに彼を呑み込み、歩むごとに新しい通路が生成され、後方を振り返れば、先ほど通ったはずの道がすでに形を変えていた。
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部
こころの座標ー外伝1
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部
こころの座標ー第1部